当社が採用支援をしている企業で、新卒採用における大きな課題は「内定辞退」です。
新卒採用の難易度は年々増しており、人事・採用担当者にとって最も頭を悩ます問題の一つが、インターンや会社説明会、各種選考を経て入社を望んだ学生からの最終段階での辞退です。
辞退者へのインタビューによる改善
当社で採用支援している企業も似たような状況でした。
辞退人数や辞退率を改善するために実施したのが、「辞退者に辞退理由を本音で教えてもらう」アプローチです。外部の立場から辞退理由をインタビューすることで、採用担当者には伝えられなかった本音が明らかになります。
辞退理由から見えてくる改善点
辞退理由を詳しく聞くことで、意外な理由が多数浮かび上がりました。
例えば、人事部が学生の適性検査に対する嫌悪を理由に選考に取り入れていなかったのに対し、学生は「人事の主観だけでなく客観的に評価される適性検査がない企業は、入社後の活躍が不安」と感じていたという事実が判明しました。
内定辞退者インタビューの価値
このように、内定辞退者インタビューを通じて得られる情報は、採用プロセスの改善点を明らかにします。
これまで気づかなかった改善点が見つかり、採用戦略の再考や採用プロセスの見直しにつながります。
推奨するアクション
辞退者インタビューをまだ実施していない企業には、ぜひこの方法を検討することをお勧めします。採用プロセスの見直しや、学生のニーズの理解を深めることで、内定辞退率の低下につながる可能性があります。